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本多 史憲; 目時 直人; 金子 耕士; 浄念 信太郎; 山本 悦嗣; 青木 大*; 塩川 佳伸*; 塩川 佳伸; 大貫 惇睦
Physica B; Condensed Matter, 378-380, p.1009 - 1010, 2006/05
被引用回数:6 パーセンタイル:31.23(Physics, Condensed Matter)NpNiGaは低温で強磁性と隣り合うモーメント同士が約80度傾いた反強磁性の2つの磁気秩序を示す。それぞれの相の磁場や温度に対する安定性と相転移における5電子状態の変化を調べることを目的として、強磁場下における中性子回折実験を行った。この実験からNpNiGaの磁場-温度相図を作成し、磁場中で反強磁性から強磁性へのメタ磁性転移を示すことを明らかにした。またこの転移において、反強磁性が消失するだけでなく、強磁性による磁気散乱強度が減少することを見いだした。これは反強磁性-強磁性の転移に伴いNpの磁気モーメントの大きさが急激に変化することを意味しており、NpNiGaの5電子の状態が高磁気モーメント状態(反強磁性相)から低磁気モーメント状態(強磁性相)へ変化したことを示唆している。
青木 大*; 山本 悦嗣; 本間 佳哉*; 塩川 佳伸; 中村 彰夫; 芳賀 芳範; 摂待 力生*; 大貫 惇睦
Journal of the Physical Society of Japan, 73(3), p.519 - 522, 2004/03
被引用回数:37 パーセンタイル:79.57(Physics, Multidisciplinary)ガリウム(Ga)フラックス法により育成したNpNiGa単結晶でドハース-ファンアルフェン(dHvA)振動の観測に成功した。これは、超ウラン化合物系では世界で初めてのdHvA効果の観測である。電子のサイクロトロン有効質量は、自由電子質量の1.8-4.9倍とやや増大している。80-90kOe近傍の磁場でのdHvA振幅の顕著な変化や電気伝導度の温度依存性のデータから、NpNiGa系はネール温度30Kの反強磁性体である可能性が高い。